ゼロエミ式キノコ栽培マニュアル

ゼロエミ式キノコ栽培工程

収穫

さて待ちに待った楽しい収穫です。


収穫時期の目安

スーパーの傘の小さいキノコに慣れている人にはびっくりするぐらい大きくなるのがこのヒマラヤヒラタケ、ウスヒラタケです。デカイやつになると20センチ近くになるやつもいます。

小さいほうが身がしまっておいしいともいいますが、せっかくなんで傘を開かせて大きくして収穫してあげましょう。ただ、「もうちょい、もうちょい」とひっぱり過ぎるとグチュグチュになり痛んでしまいますので、ある程度のところ(お好みで)収穫してあげてください。

芽が発生してくると、最適な条件(温度、湿度)を与えるとキノコはびっくりするくらいのスピードで伸びてきます。培地や栽培環境によって、出てきたけど萎れてしまうやつ、いっぱい目がでてきて小さめのキノコが大発生するやつ、数本しかでないが、それが巨大な数本等、色々です。スーパーのキノコのように型、品質の揃ったキノコを出すことは難しいです。どんなのがでてくるのかわからない。これがまた楽しいのです。

収穫の仕方

根元からもいでも、カットしても構いません。 ただ、もぐ場合はなるべく培地をキズつけないよう(培地を壊さない)にうまくもいでください。カッター等でカットする場合は、カットして培地上に残った部分は手で取り除いた方がベストです。その残ったキノコの部分に雑菌が繁殖したり虫が寄ってくることが多いです。収穫が終わりましたら、次の発生に備える準備をしましょう。採れる量は減ってきますがキノコは数回にわったてで続けます。

クズきのこの利用方法

虫に食われたりしたクズきのこももちろん食用で問題なく食べられますが、乾燥させてスリ潰して粉状にして保管してもよいと思います。それをどう利用(調理)するかはアイデア次第、栄養価はかわらないので無駄なく利用しましょう。

くずキノコも栄養は一緒。乾燥すれば保存も効きます。

こんなに乾燥できました。

キノコの嫌いな子にもわからないようにミキサーで粉砕。

まだまだ採りたい方は2番発生へ

https://inkinken.bio/manual/2ban/