ゼロエミ式キノコ栽培実践例
実践例を参考に自分なりのゼロエミ式栽培を開発して楽しんでください。
実践例を参考に自分なりのゼロエミ式栽培を開発して楽しんでください。
多少スペースがある人向けの実践例です。家庭で消費するには十分な量が収穫できます。個人で空きスペースを利用して栽培し、消費できない場合は直売所などで販売することもできると思います。
近所の市場で捨てられる豆のサヤやとうもろこしの芯などを貰って栽培実験をしました。手順さえ教えれば子供たちだけでも簡単に栽培できました。各家庭の現金収入UPのために栽培してもらうための実験でしたが、そこまでは実現しませんでした。残念です。2002年実施。
主 体 | NGO団体 (子供グループ) | 培地種類 | 豆のサヤ、モロコシ芯など |
---|---|---|---|
地 域 | コロンビア | 調整方法 | 改良ドラム缶石灰水浸水 |
規 模 | 中規模 | 水切方法 | ドラム缶内一括水切 |
場 所 | 簡易栽培小屋、空教室 | 接種方法 | 手洗・野外・手振り混合 |
品 種 | ヒマラヤヒラタケ | 換気方法 | キャップ法 |
収 量 | 良好 | 栽培容器 | ビニール袋 |
とても働きモノの子供たちでした。うるさかったけど(笑)
培地にする豆のサヤを袋に詰めてます。
近くの市場で貰ってきます。市場にはトウモロコシの芯やサヤなど培地として使えるものが大量に棄てられています。 これはトウモロコシの芯。
ビニール袋に詰めています。
詰め終わりました。
今回は浸水・排水工程を同時にやる手抜き法なので袋に端をカットしておきます。
換気キャップもつけておきます。
準備OK。
ドラム缶に入れます。
消石灰を用意。
石灰水を作ります。
ドラム缶に流し込みます。
浮かないように重しを置きます。
水を入れます。
完全に培地を浸水させます。
フタをします。
出来上がり。この時は3~7日間浸水してました。
その後、排水。
なんともいえない臭いが漂います。
排水完了。重しを取ります。
浸水・排水工程、一気に完了してます。袋、ちょっと汚いですが。
取り出し作業。
種菌を入れます。
小麦種菌。プロジェクトの趣旨と合わない気もしてましたが。
換気口をつけます。ゴムは自転車のチューブ。
完了です。
教室の片隅で培養。
発菌。一か月くらいでしょうか。